INTERVIEW

社員インタビューをとおして
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PM:大森 亨
プロジェクトマネージャー

PM:大森 亨(2005年入社)

自己紹介をお願いします
株式会社フューチャーインフィニティの第一システム本部 第一システム部の部長をしております。大森と申します。よろしくお願いします。
普段はどんなお仕事をされていますか
部長職ですので、管理をするのがメインにはなります。
業務の内容でいきますと、日本全国の地方自治体の公共システムにおける税と住基、国民健康保険等の公共システム開発に携わっております。
コロナで給付金の対応とかがあると思います。
児童手当って呼ばれる、子どもがいる世帯に対して、何歳児までだったらいくらと。受給条件に応じた人たちに対して給付金を出すとか、非課税世帯で税金がかからない、住民税がかからない世帯に給付金を出すとか、住基や公共が持っているデータを基にデータを抜き出して渡すのも、我々がやっております。
どんなところにやりがいを感じますか
うちの会社のほとんどがそうです。一部は違うのですが、どこの部署でも公共のシステムに携わっています。
国・地方自治体を支える役割を少しは担えているところであったり、新聞に載る法律の改正、国会のどうこう、これからこれをやるみたいなこと、直結してシステムの開発につながってできるところが、公共のシステムに携わる一番のやりがいだと思っております。
入社したのはいつですか
2005年の4月です。
このお仕事を選んだキッカケは何でしたか
元々学生の頃、情報系の学校ではあったんですけども、主にはネットワークを専門にやってました。その分野が一番好きだったんです。
ネットワーク系の仕事をいくつか探す中で、どっちかと言うとハード的なネットワークよりも、ソフト的なネットワークの方がより良かったので。
住基ネットなんです。当時住基ネットが自治体がつないでいるというネットワークの基盤・仕組みに、この会社が携わっているため、ここを選びました。
実際に入社してみていかがでしたか
配属先は住基ネットではなくて、国民健康保険とか、福祉業務だったので、最初にやりたいと思ってた仕事ではなかったです。
結局、公共がどうこうっていう気持ちは最初はなくて、住基ネットがやれればいいぐらいで入った後に、公共システムをやる意義みたいなことを先輩や上司からも話を聞いて、実際に自分がそれに携われて、その面白さにたどり着いた。気付けました。
最初とは違いましたけど、興味を持って、かつ自分に合ってるのかという形で仕事を続けてこれたと思っています。
辞めたいと思ったことや苦労したことはありますか
正直辞めたいと思ったことはあんまりないです。
ただ、しんどいプロジェクトは何個か経験はしてきました。それこそ2~3徹とかは。
いついつまでにやらないといけないという部分が、公共のところだと、法律がどうこうという話があって、単純に動かせるものと動かせないものがあります。それを守らないといけないとなったとき、計画が上手く進めばいいですけども、いろいろな要素でずれてしまったときに終わらせるために、稼働をかけてというのは。
昔ですけどね。最近はいろいろ法律の話もあり、無限大に残業はできない世の中になっていますので、もうなくなりましたけども。大昔は、そういうのはありました。
そのときは、しんどいとは思いました。家に帰りたいとは思いました。
どうやって乗り越えましたか
責任感もありましたけども、1人じゃなかったですから。チームで一緒にやっていて。
一緒にしんどければいいわけではないんですけど、自分1人だけしんどい状況じゃないっていうのが、一番の支えだったんじゃないですかね。
部署や社内の雰囲気はいかがですか
業務のノウハウを持っている先輩たちがいる中で、年齢は若手とどうしても離れてしまう部分があるんですけども、そこをなるべく埋めたいと考えてはいます。
おかげさまで割と、私自身の年齢は全体の部署でいくと、部署内のメンバーで言っても真ん中ぐらいにはなるんです。
取りまとめをさせていただける立場には立っているので、話しやすい環境とコミュニケーションは大事にしています。
そこが話しにくいから滞るみたいなことは、なるべくないようにはしてますし、そのための努力はしています。
チームリーダーとして意識している点を教えてください
いくつかはあるんですけども、一つ挙げるとすると、自分の携わっている業務に興味を持つこと。
そのシステムが何のために動いていて、誰が使って、誰のために存在しているのか。
単純にプログラムを作ってるだけだと、なくてもできてしまうときもあるかもしれないんですけど、そのシステムの1個1個のプログラムを繋げていって、一つのシステムにしよう、そのシステムを実際に使ってもらおうという視点に立ったときに、なぜこういうシステムが必要なのかっていうところが、非常に大事なポイントだと私は思ってます。
その重要性を必ず説明して、理解してもらうことは心がけています。
FUINでのキャリアアップについて教えてください
級職が分かれていまして、1級職から何級職ぐらいまでが基本的にはあります。
作業の役割としては、製造的なプログラム、コーディングをするという部分から基本的には入ってもらって、その後に実際にSEをする。
その後に、2~3名の小さなチームのサブリーダーをする。リーダーをするっていうことを経て、幹部に上がっていくというのが基本的な流れにはなってます。
できるだけ、そのルートで各自が上がっていけるように、順番に作業を渡して一緒にクリアしていくということをやってはいます。
ただ、なかなか同じ仕事が定常的に、臨んだときに発生するわけではないので、そのチャンスを自ら勝ち取ってくれるような動きをしてくれる子を率先して、その役割を渡していってあげたいとは思っております。
独自性の高い開発環境の中でFUINに向いている方を教えてください
デジタル庁やクラウドがと言っている世の中で、風潮的にはCOBOLが生き残っていく可能性はあまり高くはないです。
とは言いつつ銀行であったり、我々がやっている公共システムの基幹系のシステムにおいては、膨大に作られている今のCOBOLのプログラムを捨てられない状態は、結果的に今も残っています。
それを今後どう見ていくかっていうところはあるんですけど、ある一定は残っていくだろうと思います。
我々はどちらかと言うと、業務のSEとして業務ノウハウを一番売りにしているSEかと思っています。
現行がCOBOLであろうがJavaであろうが、何であろうが、それはある程度やりつつ業務ノウハウも覚えていかないといけない。
でも、新しく入る人には、業務ノウハウはいいですけど、言語がCOBOLだという事に対して抵抗感も当然あるとは思うので、そこをどうやっていくかというのは、本当に一番大きな課題だとは思っています。
システムに携わるので、当然COBOLであろうが、Javaであろうがプログラムを見て、触って作ってっていうことに興味は当然持ってほしいですけども、それと併せて同じぐらい業務ノウハウに対して興味を持っている。
それが特に公共系のシステムの中で、公共系の業務ノウハウに興味があって、そのSEをしたいっていう人たちには、うちのような会社が一番良いんじゃないかとは思っております。
これから応募される方に伝えたいこと
今後もずっと我々、うちの会社が公共のシステムだけをやっていくかと言うと、きっとそんなことはありません。
いろんな方向にも広げていかないといけないというのは前提であるものの、公共システムを主軸としてやってて、これを捨てるってこともまずないとは考えてます。
公共システムをやっていくにあたって、プログラマーとかSEとかっていう中で、主をSEに置くことを考えたときに、やはりコミュニケーションの取れるシステムエンジニアが、何よりも重要視されます。
なので、エンドユーザーから仕様を聞き取って、それをシステムとして実現をするという部分に興味があって、それをプログラムで実現させたい。
それが公共のシステムなので。最初にも言いましたけど。基盤として国のシステムを我々が担ってるんだっていうことが、一番この会社でやれるところの有意義な箇所かと思っています。
そこに興味がある方は、ぜひ一緒にシステム開発・運用に携わっていただければと思います。
最後にメッセージをお願いします
社会基盤を支えるシステム。そこに興味がある人、お待ちしています。